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リンゴ病(伝染性紅斑)が流⾏しています

  • 田中クリニック
  • 5 日前
  • 読了時間: 1分

リンゴ病(伝染性紅斑)の原因ウイルスであるパルボウイルスB19は、感染した人の唾液、 痰、 鼻水の中に出て、人から人へと広がります。10〜20日の潜伏期間の後に、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発疹(紅斑)が現れることが名前の由来です。紅斑が出現する7〜10日前に微熱や風邪のような症状がみられることがあり、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。紅斑が現れたときにはウイルスの排出はほとんどなく、感染力もほぼ消失しています。

妊婦さんがパルボウイルスB19に感染すると、胎児に高度の貧血を生じ、胎児水腫の後に流産や死産に至ることがあります。特に妊娠の早い時期の感染では大きな問題となることが多く注意が必要です。

◎ 流⾏時期には感染者や⾵邪症状のある⼈との接触をできるだけ減らしましょう。⼩児と

接することが多い職業の方は特に注意が必要です。

◎ 外出から帰った時や食事の前など、石けんを使用して丁寧に手を洗いましょう。

◎ できるだけ三密を避け、マスクをしましょう。

◎ 学校や地域で流⾏している場合、ご家族、特に上のお⼦さんの発熱や⾵邪症状に注意

し、⾷器の共有は避けましょう。

 
 
 

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