新型コロナウイルスの感染は6月まで減少傾向にありましたが、7月になって再び増加し始め、福岡県では7月6日に県独自の「福岡コロナ警報」が発動されました。
全国的な感染者の増加について、厚生労働省における新型コロナウイルスの専門家会合は、これまで主流だったオミクロン株の「BA.2」から「BA.5」系統への置き換わりが要因になっていると分析しています。「BA.5」は「BA.2」に比較して感染者増加の優位性(感染が広がりやすい)や免疫逃避(ワクチンの効果が小さい)が指摘されています。すなわち、今まで以上に感染しやすい新型コロナウイルスによる感染が増加し始めたと推測されます。
6月には立会い分娩およびマタニティービクスの再開をそろそろかなと考えていたのですが、新型コロナウイルス感染者数の再上昇という事態に直面し、安全な診療を維持するために、もうしばらく立ち会い分娩およびマタニティービクスは中止とします。
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